【予約は1年待ち】ログハウス・メンテナンス専門業者ならではの秘密はコレ!【漂白&再塗装】②

ログハウスは、木のぬくもりがたっぷりと味わえる快適な建物だ。ただし、そのよさを長く維持していくにはメンテナンスが必要。特に外壁の再塗装は、ログハウスの寿命を左右する重要事項といえる。木材保護効果はもちろん、美観アップにも効く再塗装のやり方を、プロに教えてもらった。

取材協力/(株)三ツ木

再塗装のやり方を見てみよう

STEP① 足場を組む

再塗装を安全に行うためには、足場が必要だ。高所作業に役立つのはもちろんだが、背が届く高さであっても、足場があると横移動がスムーズななって作業がはかどる。 ただし、三ツ木では屋根の再塗装や葺き替え工事がない場合、工期とコストを圧縮するため、基本的に足場なしで作業している。

STEP② ログ壁の漂白

木材保護塗料をログ壁の木肌にしみ込ませるための下地処理として、表面の汚れやコケ、カビなどを除去する必要がある。三ツ木では、漂白剤を高圧洗浄機で噴霧。1棟の屋外木部全体をまんべんなく漂白している。「例えば手入れせず10年も放置してあるログハウスだと、全体的に汚くなっているので、高圧洗浄機で吹きつける方が早いんです。1棟で20kg入りポリタンクを1缶使い切ります」と宇賀神さん。

ログハウスの妻壁は、ツーバイフォー工法になっていることが多い。使用している板が薄いためなのか、紫外線によるダメージは同じ方角であってもログ壁よりも深刻であることが多いという。妻壁はもちろん、軒天やウッドデッキなど、屋外木部はまんべんなく漂白している。 漂白が終わったら、高圧洗浄機を水道につなぎ直して1棟全体を水洗い。浮いた汚れと漂白剤をきれいに洗い流す。

STEP③ ログ壁の乾燥

洗浄が済んだら、ログ壁が乾くまで待つ必要がある。そのため、再塗装を行うのは雨が降らない時期が望ましい。

STEP④ コーキング

ログ壁に割れがあったら、塗装前にコーキングで埋める必要がある。特に上向きの割れは水がたまりやすいので必ず埋めたい。割れの周囲をマスキングテープで養生してから、コーキングガンでコーキング剤を注入する。

その後、ヘラで押さえてすき間なく充てん。コーキング剤が完全に乾く前にマスキングテープをはがす。はがしたマスキングテープは、木片などに巻き取ると邪魔にならず、作業がはかどる。

STEP⑤ マスキング

木材保護塗料を塗る前に、基礎や窓など塗料で汚したくない部分は、マスカーテープで養生する。きれいな仕上がりのために必須の工程だ。ちなみにマスカーテープとは、養生テープと幅広のポリエチレンフィルムが一体化したもの。テープを貼ってからフィルム展開すると、広範囲をカバーすることができる。

エアコンの室外機や給湯器などに垂れた塗料が付かないよう、大きなボロ布などで覆って養生するのも有効だ。

STEP⑥ 塗装

まずは塗りにくいノッチ部分から木材保護塗料を塗っていく。ローラーで塗れるギリギリまで塗ってから、ノッチの噛み合い部分をハケで仕上げる。油性の含浸性塗料の場合、木肌になるべくたくさん塗料を吸わせたいので、塗料はローラーやハケにたっぷり含ませるのがコツ。

広い面は下から上に塗り進める。塗ってある部分に塗料が垂れてもなじんで跡は消えるが、塗っていない部分に塗料が垂れた跡は、上から塗っても消えないからだ。最終的な仕上がりの美しさが違ってくる。

ヘビーな作業はプロにおまかせ

ログハウスオーナーなら、自分で再塗装をしたいと思う人も多いだろう。しかし、傷みが激しい場合や高所作業が苦手など、支障がある場合はプロにおまかせした方が安心だ。三ツ木では独自の漂白システムにより、汚れた部分だけでなく家全体の下地処理を行っている。そのため、美しい発色で仕上がるのが特徴だ。再塗装の際にログ壁の色を変えてイメージチェンジするのもお手のもの。 再塗装の料金は、切妻タイプのログハウスで一律1棟40万円(税別)。ログハウスメーカーや塗装業者に再塗装を依頼した場合よりもかなり安く上げることができるのが魅力だ。

ちなみに、屋根は強い紫外線にさらされている場所なので、ログ壁よりダメージが激しいことが多い。そめため、コロニアルやシングルで葺いた屋根は10年ごとに再塗装する必要がある。ログ壁の再塗装とあわせて検討するのもおすすめだ。三ツ木では屋根の再塗装を一律40万円(税別)で請け負っている。 屋根塗装をする場合は、足場が必ず必要になるので、三ツ木では外壁再塗装と合わせて計画することをおすすめしている。同時施工であれば、足場費用の半額を同社で負担してくれるのがうれしい。 また、再塗装、足場代を考慮して、メンテナンスフリーのガルバリウム鋼板葺きにしてしまうのも、長い目で見ればお得といえる。

さらに、ウッドデッキを新設して屋根をかけ、「使える」アウトドアリビング空間を作ることまで対応可能。開業から15年目でいまだに1件も作ったデッキが腐食に至っていないという実績がある。予約が1年待ちというのもうなずける実力だ。 高い修繕技術に加え、暮らしの楽しみまで生み出す提案力があるので、メンテナンスの際にぜひ検討してみてはいかがだろう。

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