応募52作品の中から13作品が受賞

さる6月9日、一般社団法人日本ログハウス協会が主催する「令和3年度ログハウス建築コンテスト」の表彰式が行われました。これは、ログハウスの普及・発展や木材需要の拡大、森林資源の循環的活用の促進を目的とする催しです。 今年の応募作品はバラエティ豊かな52作品。平年より少ないものの、コロナ禍であることを考えれば逆によく集まったといえるでしょう。受賞作は13作品。このうち、主要な賞の受賞作は以下の通りです。 ●国土交通大臣賞（ログハウス大賞） 会社名：医療法人福嶋メンタルクリニック、(株)東邦コーポレーション 作品名：「二重壁構造ログハウスのクリニック」 ●農林水産大臣賞（ログハウス大賞） 会社名：(有)土倉製材所 作品名：「豊野学園新校舎」 ●優秀賞　一般社団法人日本ログハウスログハウス協会会長賞 会社名：(株)JIN 作品名：「Get Wild」 ●優秀賞　公益財団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞 会社名：スマートウェルネスタウンペップモトマチ　プロジェクトチーム 作品名：「ペップモトマチプロジェクト　医療法人　仁寿会　菊池医院」

今年の応募作品の傾向は、非住宅が比較的多いこと。また、縦ログやパネルログ、ログによる二重壁など、「工夫した設計」がいくつか見られたことです。なお、コロナ禍の影響で小規模ログが売れているとわれていますが、今年の応募は少なかったとのこと。来年の応募が増えるのかもしれません。