教えて! ペレットストーブのこと⑤

ペレットストーブは火力が高くあたたかいのはもちろん、操作が簡単で環境にもやさしいという実に優秀な暖房器具。ログハウスの暖房としても要注目だ。東京ペレットの川尻さんに、ペレットストーブにまつわる情報を教えてもらった。

取材協力/(有)東京ペレット

Q. どんなメンテナンスが必要ですか?

A. 「使用前は燃焼皿を掃除。年に一度は煙突掃除をしましょう」

燃焼皿の空気穴が目詰まりすると燃焼用空気が入らず不完全燃焼の原因となるので、灰をしっかりと落とす

「シーズン中は毎日簡単な掃除をすることで、安全で高効率な燃焼が得られます。まず、ペレットが載る燃焼皿とその下にある灰受け皿を取り出し、燃焼皿に付着した灰をハケなどで灰受け皿に落とします。燃焼皿の空気穴に灰が固まって詰まると、不完全燃焼が起きやすくなります。灰受け皿に灰がたまったら捨ててください」 年1回、シーズン前に煙突掃除を行うことも大切。煙突の内部に煤が着いたまま放っておくと、煙道火災など重大な事故につながりかねない。

前面ガラスの内側に付着している煤をぞうきんやなどでふき取る。不完全燃焼していると、汚れがつきやすい

Q. ログハウスに設置する場合、「壁から◯㎝以上離す」などの基準は?

A. 「明確な基準はありません。だからこそ信頼できるショップに依頼を」

「関連する法律には消防法や建築基準法がありますが、壁との距離にしても煙突の設置にしても、ペレットストーブという新しい暖房設備に関する明確な規定は未整備です。そのためストーブメーカーやショップによってEUの規定を参照したり、各社独自の施工基準を定めているのが実情です。適正で明確な基準ができてほしいと願っています」

取材・文/原 太一

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