薪活(マキカツ)奮戦記【その②】山を整備するように伐採。薪集めから交流が生まれる
薪は購入すると意外に高くつく。なるべく自力で調達したいのが人情だ。しかし、どうやって薪集めをしたらいいか、初心者にはわかりにくい。そこで、最初の高いハードルである「薪集め」を中心に、先輩薪ストーブオーナーたちに「薪活」の実態を教えてもらった。
koya.danshiさん
Q.薪集めの方法と入手先は?
A.
所有する山および近所の人所有の山に入り、山の整備をするような感じで木を伐らせていただいてます。
Q.薪集めを成功させるコツは?

A.
近所の方とのコミュニケーション。環境美化などの地域行事に参加して、いろんな人と情報交換をする。
Q.薪活をしていて良かったことは?
A.
自宅の薪、丸太などを見て興味を持ってくれた近所の方から木の伐採を依頼されたり、逆に伐採した木を持ってきてくれたり、一緒に伐採作業してくれたりと、交流が生まれること。
Q.薪活をしていて大変だったことは?

A.
近所の方から木を伐採したから取りに来るよう言われ、現地に行ったら地面から10m下の崖に伐ったままの木が置いてあり、小さく切って軽トラにロープをつけてひとつずつ引っ張り上げたこと。
Q.薪の割り方、乾燥に関するこだわりは?
A.
基本的に薪の大きさは40㎝に切り、なるべく大きく割る。切ったあと半年ほどそのまま置き、その後薪棚に入れて2年は乾燥させる。


これから始める人へ
[本文] 安全対策は大切です。薪割り、木の伐採などでのケガは大ケガにつながります。防護ズボン、安全靴、グローブ、ヘルメットは必須です。 また、とにかく近所の方とのコミュニケーションは大事。ストーブの煙、薪の管理などを理解していただくために、地域の寄り合いや奉仕作業などに参加することも大事です。

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