【安全!高効率!】薪づくり入門 ②

薪ストーブになくてはならないものといえば薪。もちろん購入することも可能だが、薪や薪ストーブについてよく知るためにも、ぜひ自分でも薪づくりに挑戦していただきたい。薪割りの基本を解説しよう!

取材協力/(株)エープラス

安全な作業は装備と服装から

ケガをすることもあるので、安全第一で作業する

薪割りで何より大事なのが、ケガをしないこと。危険を伴う作業だということを肝に銘じ、安全第一で作業しなければならない。 使うオノ選びも大切だ。オノには実にさまざまなタイプがあるが、それぞれ用途がはっきりしている。薪割りをするなら、木を割り裂くヘッド形状になっている専用のオノを使うのがいちばんだ。 また、薪を割るときには、正しい丸太の置き方やオノの使い方を知っておくと、安全かつ効率的に作業できる。節があったり、繊維がねじれていたりして割れにくい木もあるので、クサビを使った割り方も身につけておくと役立つはずだ。

グローブは革製を

ダボダボした服や肌を露出する服はNG。トゲから手を守ためのグローブは、革製で滑り止めがついていないものが作業しやすい。

安全靴はマスト

靴は必ず安全靴を履くようにしたい。なお、ゴーグルをしてもいいが、装備が過度だと長時間の作業時に集中力が下がるので、バランスを大事にしたい。

薪割り台の高さも重要

薪を安定させ、オノの力を無駄なく伝えるのに必要なのが、薪割り台。高さは身長と薪の高さ(長さ)で決まるが、薪を置いたとき上端が地面から60~70㎝程度の高さになるといい。

取材・文/原 太一

関連キーワード