親子でガーデニング日和【その2】

ガーデナー・大隅悠史さんと家族がコツコツと造り上げた庭には、自分らしい空間にするためのヒントが満載。DIYアイデアや植栽の手入れ、庭時間の過ごし方などを紹介します。

わが家の庭にミニ菜園が仲間入り

上段には果菜類の実つきを引き立てる小さな柵を立て眺めても楽しめるプランターにした

今春は子どもと過ごす時間が増えたので菜園に挑戦しました。「コンテナから自分たちで作っちゃおう!」という話になり、弟の遥生が手入れしやすいよう高低差をつけた2段式のプランターを手づくり。中玉トマトやナス、キュウリ、イチゴに加え、コンパニオンプランツ(※)のマリーゴールドも植えました。収穫を待つ間のワクワク感って楽しいものですね。 ※コンパニオンプランツ:一緒に植えると良い影響を与え合う植物のこと。

作業が楽な階段プランターでプチ家庭菜園に挑戦中
2段式のプランターは「113FARM」と名づけた

目隠しフェンスを彩ってみずみずしい庭空間に

多肉植物でさり気なく目隠し。アイビーと鉢カバーがアクセント

ウッドフェンスを作ったのは、もともとは目隠しが目的でした。敷地の一部が道路に面していたり、隣家の景色が目に入ったりするので背景を整えたかったのです。でも、ウッドフェンスができたことで植物が映えるようになりました。今では季節ごとに花を入れ替えた大小の寄せ植え鉢を随所に飾り、引いて見た時に全体が調和するよう心がけています。

上2点/一輪車に水抜き穴をあけてペイントし、コンテナに活用
会社勤めのかたわら理想のナチュラルガーデンを目指し、日々庭仕事に勤しむ大隅悠史さん。最近は、子どもたちもお手伝いをするのが日課に。庭は家族のコミュニケーションの場にもなっている インスタグラム「@gardener_yushi」もチェック!

この記事は、『ガーデン&ガーデン』74号に掲載された記事を再構成したものです。

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