これからの時代にふさわしい高性能な無垢の木の家「タテログ」【①】
無垢の角材を縦に並べたパネルで壁を作る「タテログ構法(ビスタイプ)」を採用し、木の風合いをたっぷりと感じられるログハウスの魅力に、優れた住環境性能をプラス。高品質でコストパフォーマンスにも優れる、新時代の木の家だ。
福島県/Yさん
設計、施工/(株)芳賀沼製作
玄関吹き抜けからの光が暮らしを明るく照らすログハウス

福島県本宮市の美しい田園風景の中に静かに佇むY邸。この家は、無垢の角材を縦方向に並べたパネルで壁を作る「タテログ」という構法により建てられた、まったく新しいスタイルのログハウスだ。 ログハウスといえば丸太や角材を横に積んで壁にするのが普通だが、「タテログ」はログを縦に並べてビスで緊結し木の壁(パネル)を作り、それを組み合わせて建物を造るという構法である。国産の無垢材を専用の加工機械により組み合わせたパネルは、寸法の狂いが1mm以下という精密さを誇り、「タテログ」により建てられた家は断熱性能にも優れている。 国産材を使用するパネルの緊結に、シックハウス症候群の原因となる揮発性の接着剤は不使用。また、防耐火性能試験や耐力壁性能試験により、火災や地震に対する強さも実証されている。無垢の木ならではのぬくもりが存分に感じられながら、住宅としての性能にも優れる「タテログ」は、まさにこれからの時代にふさわしい木の家といえるだろう。

この家にご家族3人で暮らすYさん。奥さまは、「家にいながら森林浴をしているようで、この家に住んでからぐっすり眠れるようになった気がします」とその魅力を話す。 奥さまのご実家がログハウスだったことや、趣味の登山で幾度となく宿泊した木の山小屋の魅力にひかれていたことから、自分たちも家を建てるならログハウスにしたかったというご主人。自宅の建築にあたっては県内のいくつかのログハウスメーカーをまわったが、タテログが持つ木のやすらぎや設計自由度の高さ、ログハウス特有のセトリングがないことなどに魅力を感じ、芳賀沼製作を選んだという。 「南会津にあるモデルハウスに宿泊させてもらったのですが、室内がとても明るく健康的に感じたし、パネルならではの『きっちり感』も気に入りました」とご主人。また、担当者からほかのログハウスもたくさん見てから決めた方がいいといわれ、ただ家を売りたいというわけではなく信頼できるメーカーと思えたそうだ。 設計の前にリクエストしたのは、家中どこもが明るい、シンプルな箱のような総2階建て。その願い通り、さわやかな光が室内を満たす健やかな住まいが完成した。

取材・文/原 太一
