【その3】ログの端材も生かせる!? ガーデンワゴンを作ろう

建築時に余った木材があれば、ぜひ取っておいて有効活用したい。簡単な構造のガーデンワゴンのDIYなら短時間ででき、カラーリングで個性を表現するのもおすすめだ。今回は、ペイントの工程を紹介しよう。

取材協力/和信ペイント(株)、アペント(株)

STEP2 塗装する

塗料は中にビー玉が入っているので、あける前によく振って中身を混ぜる。均一になってきれいに塗れる
ハケの持ち方は、鉛筆握りがベスト
容器に塗料を出し、ハケの半分ほどを目安に塗料を含ませたあと、容器の端で余計な分を落とす
E以外の部材を、木目に沿って全体を均一に塗っていく。材料は先に塗ってから組み立てると塗り残しがなく、全体がきれいに仕上がる。部材の下に「ネコよけ」を敷くと乾燥に便利
切断面である木口の部分は水を吸い込みやすい。カビや腐りの原因になるので特にしっかり塗料を塗っておくと、耐久面でも安心

シャビーなアンティーク塗装もカンタン!

上2点/最初にスカイグレーを均一に塗り、乾かないうちに上からホワイトを薄く塗る。ホワイトは塗料をハケに含ませたあとウエスで軽くふき取り、かすれを出すように塗るとアンティーク風の雰囲気が出せる

単なる着色じゃない!塗装で木肌を守る

使用した「エクステリアカラー」は、木目を生かしつつきれいに着色できるのが特徴。撥水効果があり、水をかけてもしっかり弾くので、屋外用の木工作品にぴったり

取材・文/魁生佳余子

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