[6]女子が木を伐る所から家をつくる。<ヘルメット>

女性が中心になってポスト&ビームのログハウスを造るプロジェクトがスタート。家づくりと同時に、荒れた杉林の整備と地域振興まで実現しようという野心的な試みがはたしてどうなるのか? プロジェクトの進行とともに、家づくりのノウハウも紹介していこう。

文/木こりの源

ご存じの方も多いと思いますが、チェーンソーを使用する時は、ヘルメットと防護ズボンが必須。 ハスクバーナさんのヘルメット「ヘルメットテクニカル」は、バイザーと耳全体を覆う防音保護具のイヤーマフが一体化しているタイプで、イヤーマフをすると、頭にしっかり固定されます。

日本の基準だと、あごベルトをしなくてはならないのだが、ハスクバーナの黒澤さんによると、世界的にはしなくて良い国もあるそう。

もうちょっと安いヘルメット「フォレストヘルメットファンクショナル」との違いは、丈夫な装甲(素材)と、ベンチレーション(換気システム)。 量産型とは違うのだよ、量産型とは!という事だ。 丈夫な装甲がゆえに実現出来た、ベンチレーションと言う機能は、まさに胸から熱気を出すあれだ! それが頭の蒸れを大幅に軽減してくれる、夏には非常にありがたい。

さらに、バイザーのメッシュは、六角形のハニカム(蜂の巣)構造になっており、四角より角が多い分、切り粉が入りにくく、水がかかった際、表面張力でメッシュにベッタリ水が張り付く事が少ないそう。 当たり前だがメッシュだけでは細かい切り粉までガードするのは難しいので、防護メガネと併用が良いと思います。 赤い人の様にマスクの上にメットをかぶるイメージだ!!

角付きには訳があるとはこの事、使ってしまうと、こっちが断然オススメになる。 また、チェーンソー作業する人には、絶対イヤーマフを装備して頂きたい。

ハスクさんのイヤーマフは、チェーンソーの音を軽減させるが、人の話し声は聞こえると言うスグレもの。 私もチェーンソー作業の時、特にエンジンの場合は極力イヤーマフをつける。 耳にかかる負担がかなり軽減され、すごく楽になる、もはやこれ無しでは作業したくないくらいだ。 緒先輩達で結構耳の遠い人がいるのは、その為だと勝手に思っている。 新しいタイプの、あの女性にも今日からはノーマルなスーツを付けて出撃してくださいと言われてしまうので、暑苦しいかもしれないが、今日から装備することをオススメしたい。

この様な一体型の物はイヤーマフの着脱が、すごく楽なので使いやすいと思う。 防護ズボンについては、またの機会に。 お買い求めは「正栄産業」へ

正栄産業株式会社(ハスクバーナ ブランドショップ)

正栄産業株式会社 〒298-0124 千葉県いすみ市弥正790-3 TEL:0470-86-3160 URL:https://shoeisangyo.jp/

プロフィール

「木こりの源」こと井上源太郎

東京都出身。映像会社代表。玄米菜食カフェの経営、長柄町役場「移住定住コーディネーター」、森のスポーツパチンコ協会副理事長など幅広く活躍する。2017年よりNPO法人ふるさとネッツ(https://furusatonets.net/)の理事となり、多くの地方がめざす地域創生を「林業」から実現する日本初のモデルとなるべく邁進中。

NPO法人ふるさとネッツ: https://furusatonets.net/

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