教えて! ペレットストーブのこと③
ペレットストーブは火力が高くあたたかいのはもちろん、操作が簡単で環境にもやさしいという実に優秀な暖房器具。ログハウスの暖房としても要注目だ。東京ペレットの川尻さんに、ペレットストーブにまつわる情報を教えてもらった。
取材協力/(有)東京ペレット
Q. ペレットストーブはどう選べばいいの?
A. 「厳しい基準をクリアしているEU諸国の製品がおすすめです」

「選ぶ基準はいろいろですが、品質を考えるとEU 諸国の製品がおすすめです。なぜならペレットストーブが普及しているEU では厳格な製品規格があり、品質が担保されているからです。残念ながら日本には製品規格がなく、品質が低くても販売できてしまいます。もちろん高品質な製品もあり、弊社でも取り扱っていますが、EU 製品を選ぶほうが確実だと思います」 あとは暖房空間の広さに合う出力の機種を選ぶこと、そしてインテリアとしての存在感が大きいので、デザインも重視すべきだそう。
ペレットストーブ選びのポイント
●生産国 大きく分けてEU 製、北米製、国産があるが、機能性、安全性、環境への負荷を考えると、厳しい基準をクリアしているEU 諸国の製品が信頼できる。 ●暖房方式 ストーブからの輻射熱と対流熱によって空間をあたためる。製品により、自然対流と強制対流(ファンによる温風吹き出し)がある。 ●密閉型と半密閉型 燃焼用の空気を屋外から取り込む密閉型と、燃焼用、あるいはドアガラスの汚れを防ぐエアカーテン用に室内の空気を取り込む半密閉型がある。 ●暖房能力 あたためたい空間の広さに合った暖房性能を選ばないと、寒かったり暑すぎたりする。家の断熱性も暖房性能に大きく影響するので考慮する必要がある。 ●デザイン インテリアの中で存在感が大きく、オフシーズンでも設置したままなので意匠性も大切なポイント。さまざまなデザインの製品があるので好みで選ぶ。
Q. ペレットストーブの使い方を教えて
A. 「ペレットを入れてスイッチを入れるだけ。簡単です」
「ペレットストーブには電源が必要です。着火は操作パネルのボタンを押すだけ。あとは火室に木質ペレットが自動で供給され続けるので、自分でドアを開けて木質ペレットを入れたりする必要はありません。出力の調整や消火もボタンひとつ。タイマーでオン・オフもできます」
今回使ったのは「パラゼッティ/Ecofire ®MILU」
イタリアのブランド、パラゼッティのモデル。どんな空間にも似合うシンプルな縦長デザインで、暖房出力は2.4~8.2kW。タイマーやリモコンなど機能も充実。
手順①

ペレットタンクに木質ペレットを入れておく。ザーッと流し込めば OK。
手順②

このモデルのタンク容量は16㎏。1袋10kgが丸ごと入ってまだ余裕がある。
手順③

タンクのふたを閉めて、スイッチパネルの電源を入れれば自動で点火。
手順④

このモデルの温度調節は5段階。消火やタイマー設定もここで行う。
取材・文/原 太一
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