薪活(マキカツ)奮戦記【その③】コミュ力と感謝の気持ちで一年中楽しく薪活にいそしむ
薪は購入すると意外に高くつく。なるべく自力で調達したいのが人情だ。しかし、どうやって薪集めをしたらいいか、初心者にはわかりにくい。そこで、最初の高いハードルである「薪集め」を中心に、先輩薪ストーブオーナーたちに「薪活」の実態を教えてもらった。
yusuke_satoさん
Q.薪集めの方法と入手先は?

A.
近所の果樹園や伐採された山があれば、とにかく声をかける。また新築住宅で出る廃材は処分に費用がかかるので、大工さんは喜んで分けてくれます。
Q.薪集めを成功させるコツは?

A.
キチンとあいさつをして感謝を伝える。「引き取ってやる!」なんて気持ちでいると誰も協力してくれません。
Q.薪活をしていて良かったことは?
A.
近所の果樹園では歳の離れた果樹園のオーナーさんと仲良くなり、とても気持ち良く、楽しく薪活に励めました。
Q.薪活をしていて大変だったことは?
A.
基本的には年中薪活を行なっているので、暑い、寒いは当たり前。特に大変とは思わず行っています。ほぼ生活の一部でもありますし、趣味的要素が大きいです。
Q.薪の割り方、乾燥に関するこだわりは?

A.
薪サイズは、妻が扱いやすいように30~35㎝と短めに切っています。こだわりは、薪割りであまり無理をしすぎないこと。これはすごく大事です。身体を壊しては長いストーブライフを楽しめないですから。
これから始める人へ
近所に新築住宅の建設中があれば建築廃材が出ます。強面の大工さんでもビビらず元気に声かけして「ください!」と言うとくれます。差し入れにお茶でも持って行けば、次回から廃材を分別して保管してくれていることが多いです。ウィンウィンですから! 伐採木がある所でよく言われるのが、「チェーンソー持ってるならここで玉切りにしてもいいぞ」。チェンソーは必須アイテムとなってくると思います。 また、機械式薪割り機はお子さんと一緒に楽しみながら薪割りができるので、高価なオノを買う前にこちらを買うのもいいと思います。

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