【速報】「ログハウス建築コンテスト」(一般社団法人日本ログハウス協会主催)の受賞作が決定!

「令和5年度ログハウス建築コンテスト」の表彰式が行われました。国土交通大臣賞、農林水産大臣賞などの受賞作をお知らせします。

応募数が増加し盛り上がる

賞状を掲げる受賞者たち

さる6月15日、一般社団法人日本ログハウス協会が主催する「令和5年度ログハウス建築コンテスト」の表彰式が行われました。これは、ログハウスの普及・発展や木材需要の拡大、森林資源の循環的活用の促進を目的とする催しです。 今年の応募作品はバラエティ豊かな68作品で、昨年の応募数を大幅に上まわりました。受賞作は12作品。主要な賞の受賞作は以下の通りです。 ●国土交通大臣賞(ログハウス大賞) 作品名:「アングラーズベース下北山」 会社名:(株)ラインシステム、TALO大阪・兵庫 (株)ログケイジュ、(株)TALOインターナショナル ●農林水産大臣賞 作品名:「「みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション『きとね』」 会社名:南会津町、福島県建築設計協同組合、(株)芳賀沼製作 ●優秀賞 一般社団法人日本ログハウスログハウス協会会長賞 作品名: 古民家テイストを取り入れた香り豊かなヒノキの平屋ログ 会社名:夢木香(株) ●優秀賞 公益財団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞 作品名:「昭和の森 テニスセンタークラブハウス」 会社名:(株)アールシーコア

審査委員長である東京都市大学名誉教授の大橋好光氏による審査講評も行われた

今年の応募作品の傾向は、非住宅・施設系の物件が比較的少ないこと。しかし用途にふさわしい空間が造られており、それが評価されて入賞したものが多かったとのことです。逆に住居系(住宅、別荘、宿泊用)の応募数は増加しました。 ユニークなのが、インスタグラムなどのSNSを通じて一般ユーザーが投票する「いいね賞」が新設されたこと。表彰式の数日前まで集計が行われていたため、当日は賞状が間に合わず、後日の授与になるというのも、SNS時代ならでは状況といえるでしょう。 最後に、審査委員長の大橋好光氏は「来年もますます素晴らしい丸太組構法建築が建てられ、たくさんの応募があることを期待します」と締めくくりました。受賞作品の詳細は、日本ログハウス協会のHPで確認できます。

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