人工木デッキ再生作戦【STEP1 事前の準備】
ログハウスに欠かせないのが、光と風を感じながら気軽にくつろげるウッドデッキだ。最近デッキの素材として人気がある人工木は、耐久性が特長。しかし、長い間使用すれば劣化が進むのは避けられない。人工木デッキの白ボケと黒カビに悩むFさんが、手遅れになる前に再生に乗り出した。
取材協力/和信ペイント
さあ、デッキをきれいにしよう!
水や洗浄剤、塗料などがかからないように、事前にマスカーなどでログ壁や建具を養生しておきたい。特に水を吸い込みやすいログの木口はしっかりカバーしよう。養生なしで洗浄や塗装を行うと、ログ壁が汚くなってしまうこともあるので要注意だ
【用意するもの】 デッキブラシ、サンドペーパー(240 番)、マスキングテープやマスカーなどの養生グッズ、ベンダー、ハケ、コテバケ、屋外用洗浄剤、保護塗料(今回は「パワープロテクト」のブラウン色を使用)。このほか、汚れてもいい服装と手袋も用意したい。また、ぬれたウッドデッキを速く乾かすため、水切り用のスクイージーや扇風機も用意しておくと作業がはかどる
【tips】塗料の色はデッキの色に近いものを選ぼう!
塗料の色はデッキの色に近いものを選ぶと違和感なく仕上がる
写真/永野吉宏