ログハウスのプロが教えるプランニングの知恵【⑯】

あこがれのログライフを実現するには、ログハウスで実現したい暮らし方や目的を明確にし、プランニングに落とし込むことが重要だ。計画段階でポイントとなる部分をチェックしておこう。

取材協力/ (株)TALO インターナショナル 大久保潔さん、(株) ホンカ・ジャパン 平井邦明さん

パントリーは扉つきがおすすめ。キッチンから離れた位置もアリ

背面パントリーなら、扉があった方が無難。ガラスを使えば全体の印象も軽やか

パントリーは造作棚にすると棚板をつけるだけなので、コストを抑えられる。ディスプレイ重視のオープンシェルフは別に設け、パントリーには扉をつけておこう。来客時は閉めれば雑然とした部分が人目に触れることもない。また、扉はホコリよけの効果もある。 スペースが取れない場合は、思い切ってキッチン横にこだわらず、離れた場所に設置しよう。キッチン本体にふだんづかいのものをおさめ、パントリーには食材の在庫や季節性アイテムをしまうようにすれば困らない。家全体の収納にもいえるが、細かくたくさんあるよりは、大容量収納をいくつか設け、集約した方が家の中がすっきりする。

取材、文/魁生佳余子、写真提供/(株)ホンカ・ジャパン

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