【point3】暖房方式

輻射式と対流式が二大勢力。両者の複合式もある

薪ストーブの暖房方式は、輻射式と対流式に大別できる。最もポピュラーなのは輻射式で、機種のラインアップが豊富だ。また、輻射式と対流式の両方の機能を備えた複合式も存在する。

輻射式

薪の燃焼で加熱されたストーブ本体が発する輻射熱によって空間をあたためる方式。暖房効率が高く、対流式より早く室内があたたまりやすい。構造上、本体表面が高温になるので、やけどしないよう注意が必要だ。

対流式

二重構造になった本体のすき間で加熱した空気を、自然の対流によって上方に放出することで空間をあたためるのが対流式。ストーブ本体が比較的高温になりにくいため、壁からのクリアランスが少なくて済む。