[7]女子が木を伐る所から家をつくる。<図面の見方>
女性が中心になってポスト&ビームのログハウスを造るプロジェクトがスタート。家づくりと同時に、荒れた杉林の整備と地域振興まで実現しようという野心的な試みがはたしてどうなるのか? プロジェクトの進行とともに、家づくりのノウハウも紹介していこう。
文/木こりの源
建築基準を満たす家づくりにこだわる弊団体では、図面は建築士さんに作って頂いています。 今回の図面は、私の大工の師匠でもある、千葉県大網白里市のログテック二級建築士事務所の松本 透亮(まつもと ゆきふさ)さんに作って頂きました。 図面には、平面図、立面図、通り断面図、土台伏せ図、基礎伏せ図等があります。
平面図にある、縦のアルファベットと横の数字を、通りと呼びます。 この番付で材の位置や断面図を設定します。 1通りとA通りの交差する所の柱1-A、5通りとG通りの交差する所の柱5-Gと言った具合です。 ※在来工法の家では、アルファベットが、いろはにほへと、になっています。 そして、全ての番付に対応した、通り断面図があります。 例えば上図のD通り断面図と言った具合です。 これを元に墨(刻み部分の下書き線)をつけたり、建築作業を進める為に使っていきます。 次回は、墨付けです。
URL: https://suzukimasami.jp/LogTech/index.htm
建築設計 ログテック二級建築設計事務所 松本 透亮(まつもと ゆきふさ) (千葉県知事登録第2-0408-6038号) 〒299-3255 千葉県大網白里市みどりが丘1-17-3 Tel:0475-72-5952 Fax:0475-72-5962
プロフィール
「木こりの源」こと井上源太郎
NPO法人ふるさとネッツ: https://furusatonets.net/
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