親子でガーデニング日和【その1】

ガーデナー・大隅悠史さんと家族がコツコツと造り上げた庭には、自分らしい空間にするためのヒントが満載。DIYアイデアや植栽の手入れ、庭時間の過ごし方などを紹介します。

構造物のほとんどをDIY

新築を機に「フローラ黒田園芸」のモデルガーデンに憧れ、庭をつくり始めました。ある日、花壇が欲しいと妻に頼まれ、DIYしたのがきっかけとなり、庭の大半の構造物をハンドメイドしています。でも、構造物はあくまで植物の引き立て役。バラや宿根草に囲まれた癒しのナチュラルガーデンにするのが僕の目標です。最近は、子どもたちも庭仕事を楽しむようになりました。そんな、家族で造る庭の楽しさや幸せを紹介します。

「113GARDEN」を彩る3つのフォーカルポイント

わが家のラッキーナンバー13にあやかって名づけた「113ガーデン」には、3つの見どころが点在します。どの視線の行きどまりにも大型の構造物を配して、眺めてくつろいで楽しめる場所にしてあるのがこだわり。いたる所に飾り棚やハンギングスポットを設け、大好きな雑貨や小さな寄せ植え鉢を飾り、散策を楽しめるよう工夫してあります。

【その1 バスストップ& ガーデンシェッド】

上2点/目隠しを兼ねて作ったバスストップと小屋

【その2 バラのトンネル】

構造物と植物が融合する空間に憧れて創作したトンネル。バラ‘アンジェラ’をメインにオルレアが咲き誇り、まるで花の回廊のよう
朝晩と手入れして常にきれいに

【その3 バラのガゼボ】

白バラ‘サマースノー’を誘引したガゼボ。奥に立水柱があるので、目隠しの扉を配した
会社勤めのかたわら理想のナチュラルガーデンを目指し、日々庭仕事に勤しむ大隅悠史さん。最近は、子どもたちもお手伝いをするのが日課に。庭は家族のコミュニケーションの場にもなっている。 インスタグラム「@gardener_yushi」もチェック!

この記事は、『ガーデン&ガーデン』74号に掲載された記事を再構成したものです。

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