わが家にぴったりのログハウスは?

ひと口にログハウスといっても実はタイプがいろいろ。それぞれの特徴を理解して、自分にぴったりのログハウスを選ぼう!

自分に合ったログハウスとは

写真提供/(株)ホンカ・ジャパン(角ログ)、(株)TALOインターナショナル(Dログ)
写真提供/夢木香(株)

自分に合うログハウスを選ぶためには、予算や望む雰囲気を明確にするといいだろう。 コストに関しては、手作業で加工するハンドカットは、マシンカットと比べどうしても高くなる傾向がある。一方、ポスト&ビームは、ログ材の量や間取りの調整がしやすく、コストをどうしても抑えたい場合に適しているといえる。 しかし、せっかく建てるのならば、コストばかり気にしていてはもったいない。望むスタイルとコストのバランスをよく考えて、最適なログハウスを選ぶようにしたい。

タイプ別 自宅にオススメの理由

マシンカットログハウス(角ログ)

上2点/写真提供/(株)ホンカ・ジャパン

【現代ログハウスの主流。洗練されたデザイン】 洗練されたデザインが長所。ノッチの出っ張りがなければ見た目は一般木造住宅と変わらず、住宅街の中に建っていても違和感がない。現在主流のタイプで、メーカーの選択肢が多いのもありがたい。

マシンカットログハウス(Dログ)

上2点/写真提供/(株)TALOインターナショナル

【外見はワイルドでも、室内の壁はフラット】 アルファベットのD の字型のログ材を使用。外壁はハンドカットログハウスのように凹凸があるが、室内側は平らなので、家具類が置きやすい。機械で加工したログ材は均一性が高く、精度が高い。

ハンドカットログハウス

上2点/写真提供/夢木香(株)

【これぞ丸太小屋。丸太の雰囲気を存分に味わえる】 作り手が意匠を凝らし、ほぼ原形のままの丸太をダイナミックに組み上げるハンドカットログハウスは、まさにオンリーワンの家。丸太の表情を感じたい人、個性を求める人にはこれ以上の住まいはない。

ポスト&ビーム

上2点/写真提供/夢木香(株)

【大口径の丸太を匠の技で組む軸組み構法の家】 一般住宅と同じ在来工法として扱われるため、設計自由度が比較的高いのが魅力。木の存在感がありながら、一般住宅と変わらぬ居住性が得られる。壁材が選べるので、好みの雰囲気も出しやすい。

構成・文/原 太一

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