ログハウスには緑がよく似合う。 ガーデニングで暮らしを豊かに!
ログハウスはのんびり過ごすだけでも十分に心地良い。プラスアルファの楽しみがあれば、もう鬼に金棒だ。今回は、DIYでガーデニングを楽しむIさんの暮らしを紹介しよう。
Iさん
設計・施工/TALO大阪・兵庫 (株)ログケイジュ、輸入/(株)TALOインターナショナル
絵本に出てくるような理想の住まいを実現
兵庫県の住宅街に建つマシンカットログハウスに暮らすIさんは、およそ100坪という敷地でガーデニングを楽しんでいる。 「この庭を造り始めて4年目になります。秋になると紅葉する木もあり、季節によって違う美しさがあっていいですよ」とIさん。聞けば、駐車場やアプローチの敷石の敷設は知り合いの左官屋にお願いしたが、枕木やレンガで花壇を造ったり、芝や木を植えたりといった庭づくりのほとんどの作業は、自分の手で行ったそうだ。
「最初に植えた木は15種類くらいでしたが、今は大小合わせて30種類ぐらいありますね。冬に葉が落ちる木もそうでない木もあるので、それも踏まえてどの木をどこに植えるかレイアウトを考えています」
さぞかし手入れが大変だろうと聞いてみたが、「好きなことなので苦には感じません」とのこと。木の育て方や木々ごとに違う剪定の時期や方法など、わからないことはインターネットで調べているという。 「木もネット通販で購入していますし、もしスマートフォンやパソコンがなければこの庭もログハウスもできなかったでしょうね(笑)」
美しく手入れされた庭の緑は、ログハウスをより美しく見せてくれる。このログハウスはTALOインターナショナルのもので、延床面積は140㎡弱。「すっきりシンプルなログハウスが好み」というが、玄関に収納スペースを設けたり、床下に暖気をまわすエアコンを設置したりと、住宅としての機能を細部までよく考えた設計になっている。
「これからは庭を森のように鬱蒼とさせたいんです。それから、経年変化でログ壁の色が深みを増すのも楽しみ」とIさん。庭もログハウスも、楽しみはまだこれからだ。
【 Detail 】
≪ウッドデッキ≫
≪LDK≫
≪フリースペース≫
≪寝室≫
≪玄関≫
【DATE】 ●使用目的/自宅 ●家族構成/夫婦 ●使用ログ材/フィンランドパイン(ラミネートログ、W11.2×H19.2cm) ●敷地面積/136.85㎡(41.39坪) ●床面積/1F 75.60㎡(22.86坪)、2F 61.01㎡(18.45坪)、延床面積 136.61㎡(41.32坪)
文/原 太一、写真/細田健太郎・(株)TALOインターナショナル