「ととのう」って何?? サウナでリフレッシュする方法 その④

昔から蒸し風呂などを愛好してきた日本人だが、サウナ人気も高く、統計では年々利用者は増加傾向にある。なぜサウナが愛されるのか、基礎知識や入浴方法、また作り方について知っておこう。

取材協力/(株)ビックボックス

サウナ小屋で庭をもっと楽しく

フィンランドでは湖のほとりに小屋を建て、サウナを楽しむのが伝統的なスタイル。サウナを出てそのまま湖に飛び込むなど、自然と一体となって楽しむサウナ文化がある。そんなアウトドア感を味わいたければ、庭にサウナ小屋を建てるのもひとつの方法だ。自然の多い場所なら森林浴効果と相まって、自宅に作るサウナとは異なる開放感が得られるだろう。

写真3点/「トゥルク」。中段の写真は、壁の一部をガラスに変更した例。人目が気にならないロケーションなら、最高の開放感が味わえる。写真3点/美しい風景を眺めながらのサウナ浴はやすらぎ感も高い。ちなみにサウナ浴は、本来は水着なしで行う

最近では海外でプレハブ式のサウナ小屋キットが市販されている。日本のログハウスメーカーでも取り扱っているので、腕に覚えがあればDIYで建てるところからサウナを楽しむのもひとつの醍醐味かもしれない。海外の製品は見た目にも凝ったデザインが多く、庭にあれば目を引く存在になる。キットは主要な材料が揃っているので安心だ。

丸いフォルムと、こぢんまりしたサイズが魅力の「ヘルシンキ」。木道でサウナ小屋と母屋やジャクージなどとつなげるのも楽しい
「コトカー」は、童話に出てきそうなデザインで人気が高い。六角形で、5~7人で入れる大きめサイズ。サウナストーブは中央に配置

北欧直輸入のサウナ小屋キット

TURKU (トゥルク) 8.8㎡
OULU (オウル) 10.3㎡
KUOPIO (クオピオ) 7㎡
KOTKA (コトカー) 4.5㎡
HELSINKI (ヘルシンキ) 4.8㎡
ESPOO (エスポ) 5.5㎡

文/魁生佳余子

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