信州フォトダイアリー【初秋の花と蝶】

毎月信州から自然の写真をお届けしている「信州フォトダイアリー」、 早いもので2年目に入りました。 2回目の初秋は、愛らしいピンクのお花とその花を好む蝶を セレクトしてみました。 これからも写真を通して、少しでもホッとしていただけたら嬉しいです。

写真、文/Lavender

ルビー色の絨毯、赤そばの花

年2回、6月と9月中旬〜10月上旬ごろに咲く、赤そばの花。 標高3800mのヒマラヤ山麓で咲いていた花を 信州大学の教授が持ち帰り、信州の企業と共同で品種改良し 高嶺ルビーと名付けたそうです。 ここは4.2ha(東京ドームくらい)もある広〜い畑。 とにかく広くて、端まで行くのを断念しました(笑)。

旅する蝶、アサギマダラ

優雅に舞うアサギマダラが今年も信州にやってきました。 ステンドグラスのような淡い水色とブラウンの羽は何ともエレガント。 海を渡り、1,000〜2,000kmもの距離を旅するというから驚きです。 秋の七草のひとつ「フジバカマ」のお花でひと休み。 そろそろ南下するのかな。また来年…。

秋を告げるシュウメイギク

白やピンクの花で秋を知らせるシュウメイギク。 9〜10月に咲き、茶花としても親しまれている花で、 漢字で書くと「秋明菊」ですが、 アネモネと同属のキンポウゲ科なのだそうです。 花びらの濃淡が愛らしいですね。

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