ログハウスのプロが教えるプランニングの知恵【⑲】

あこがれのログライフを実現するには、ログハウスで実現したい暮らし方や目的を明確にし、プランニングに落とし込むことが重要だ。計画段階でポイントとなる部分をチェックしておこう。

取材協力/ (株)TALO インターナショナル 大久保潔さん、(株) ホンカ・ジャパン 平井邦明さん

和室は天井低めが◎。収納を外に出すとスッキリ

押し入れを別の場所に設けてすっきりさせた和室。広々とした空間になる

ログハウスでも和室を希望する人は少なくない。その場合、リビングの一角に小上がりの和室を設けると用途が限られ、リビング自体が狭くなってしまうので、独立した和室を別に作った方がいい。収納も部屋の外設けるほうがスペースを有効に使える。また、床を20cmほど上げ、床下を収納にするのも便利だ。そうすると天井も低くなるので落ち着き感が高まる。 和室はフレキシブルに使えるのが最大のメリット。子どもの昼寝場所や家事スペース、来客時の寝室としても重宝するだろう。

取材、文/魁生佳余子

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