ログハウスのプロが教えるプランニングの知恵【⑪】

あこがれのログライフを実現するには、ログハウスで実現したい暮らし方や目的を明確にし、プランニングに落とし込むことが重要だ。計画段階でポイントとなる部分をチェックしておこう。

取材協力/ (株)TALO インターナショナル 大久保潔さん、(株) ホンカ・ジャパン 平井邦明さん

吹き抜けの対角線に階段をつけて薪ストーブの暖気を循環させる

薪ストーブを設置する際、考えておきたいのは暖気をどう家の中に循環させるかだ。うまく暖気がまわらない状態だと、家の中で寒暖差ができてしまい、サブ暖房が必要になる。シーリングファンはだけでなく、空気が循環しやすい間取りの工夫も必要だ。 吹き抜けの対角線に階段を作ると、吹き抜けから上がった暖気が階段を伝って下にもまわってくるので、ログハウス全体があたたまる。仕切りの多い家の場合は吹き抜けをふたつ作るなど工夫したい。

取材、文/魁生佳余子、イラスト/内藤しなこ

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