[9]女子が木を伐る所から家をつくる。<スウェーデントーチ>

スウェーデントーチを作ってみたら、メガな粒子級火力だった!

文/木こりの源

木こりのろうそくと言われる、スウェーデントーチを、ハスクバーナのT540ixpで作ってみた。 前の型T535ixpでは、ちと心もとなかった木材の縦引きだか、白い悪魔の剣並み切れ味を誇るT540ixpでは、縦だろうがザクザク切れる!

左:T540ixp 右:T535ixp

これなら、スエーデントーチも楽々作れるだろうって事でやってみた。 黒澤少佐情報では、切れ目は、3つか4つが良いって事で、3つの切れ目のトーチを作ってみる事に。 均等に切るのではなく、2面をあえて大きくする事で、その部分が燃え残り、ヤカンなどを乗せたままに出来たりするとの事。

まず下書きの為に、切り跡をつける。

今回は少佐の教え通り2面を少し大きく作ってみた。 最初手前を切って、次にスパイクを使って向かい側も切っていくと楽に切れる。

ガイドバーの元の方で切れ目を入れて~  スパイクを使って向かい側も切る!
はい、二回目も同じように元から~  スパイクを使って~

緑の巨大な二本足を頭から両断するイメージだ! 黒澤少佐のアドバイスで、何回も繰り返すと、切り口がギザギザになってしまうので、二回くらいで切り終わると綺麗に切れる事と、チェーンソーのハンドルは上を持つのではく、横を持って切ると切りやすい事がわかった。

左手はハンドルの横を持つ!

左手はハンドルの横を持つ! 完成したトーチを、夜燃やしてみた。 切りかす等燃えやすい物を間に挟んで着火、ブロアで風を送ると更に燃えやすい。

チェーンソーの切粉
ブロアで吹くと楽に燃え上がる。

ちなみにゼリー状の着火材を隙間に垂らして燃やすのが一番効果的だそう。 一度火がつくとドラフト効果で、どんどん燃える、風がある時は更に燃えやすい。

※ブロアで少し盛ってます!

かなりの高火力!これは戦艦の並みの火力だ!! もちろん、お湯も沸かせるが、すすが付くので、ヤカンや鍋は、気を付けた方が良さそうだ。

非常にキャンプ映えする、スエーデントーチが出来た! 皆様も作ってみてはいかがだろうか?

プロフィール

「木こりの源」こと井上源太郎

東京都出身。映像会社代表。玄米菜食カフェの経営、長柄町役場「移住定住コーディネーター」、森のスポーツパチンコ協会副理事長など幅広く活躍する。2017年よりNPO法人ふるさとネッツ(https://furusatonets.net/※リンクを張ってください)の理事となり、多くの地方がめざす地域創生を「林業」から実現する日本初のモデルとなるべく邁進中。

NPO法人ふるさとネッツ: https://furusatonets.net/