白×青のコントラストで明るく遊び心あふれる住まいに

岡山県・Oさん ●設計・施工/ホンカ岡山南 (株)オーネスト 輸入/(株)ホンカ・ジャパン

色づかいやパーツ選びで大満足のログハウスが完成

ブルーの外壁と白い窓フレームのコントラストが青空に映えるOさん宅。以前はマンションで暮らしていが、家族が増えるにつれ、子どもたちが自由に走りまわれる戸建が欲しいという思いが強くなり、家づくりを考え始めた。ログハウスを選んだきっかけは、ご主人が大切にしている幼少期の思い出。「キャンプでログハウスに泊まったとき、子ども心に木のぬくもりと落ち着いた雰囲気に感動しました。今も記憶に残っているあの空気感の中で家族と生活してみたいと思いました」。

数あるログメーカーから選んだのは、ホンカ・ジャパン。クオリティの高さ、そして洗練されたデザインが決め手になった。モデルハウス見学で訪れた工務店「オーネスト」スタッフの丁寧な対応も印象に残っている。

ライフスタイルに合わせた間取りにこだわって設計した住まいのテーマは「帰りたくなる家」。特にこだわったのが玄関を入ってすぐに広がる吹き抜けだ。Oさん宅のシンボルともいえる三角窓から注ぐ光は2階の大ホールと吹き抜けを通り、1階に届く。清潔感のある白壁が光を反射し、明るく開放的な空間に仕上がった。階段や天井をブルーに塗装したのは、センスのいいご主人らしい遊び心。カーテンやキッチンは差し色になるオレンジでまとめ、あたたかな表情をプラスした。

帰ってくるたび、木のぬくもりにほっとするというご主人。「家自体がひとつの大きな空間のようで、どこにいても家族の存在を感じられます」。 この冬には薪ストーブデビューも果たし、家にいながらキャンプ気分を味わっている。癒しと楽しみが詰まったログハウスは、家族の心の距離も近づけてくれているようだ。

DATA

使用目的/ 自宅 家族構成/ 夫婦+子ども4 人 使用ログ材/ 欧州アカマツ(W11.2 × H18cm) ストーブ/ ストーブ:HETA「LOGI」 敷地面積/ 330.59㎡(100 坪) 床面積/ 1F89.80㎡(27 坪)、2F 65.69㎡(19.84 坪) 延床面積/ 155.49㎡(46.98 坪)

取材・文/白柳里佳、写真/大西二士男